東芝デジタルエンジニアリング株式会社

全社統括管理 RPA 「Blue Prism」 短期導入キット

RPA本格展開の短期導入を徹底サポート

「Blue Prism 短期導入キット」イメージ

RPA本格展開における運用課題

壁①
準備・計画
  • どのような組織体系でRPAプロジェクトを行えばいいのか?
  • 自動化プロセスの申請書などは何を準備したらいいのか分からない
  • 本番稼働までのRPA導入のスケジュールで必須で行うものは何か?
壁②
開発
  • 命名規約や開発ルールは何を決めるのか分からない
  • フローチャート形式でロボットは簡単に作れたが、設計書に起こす作業が大変
  • ロボット開発プロセスのリリース判定のチェックリストがほしい
壁③
運用管理
  • IDやアクセス権の管理が煩雑になりセキュリティが不安だ
  • RPA環境のバックアップや復元の手順はどうしたらいいのか?
  • 本番環境に自動化プロセスをリリースする手順やチェックリストが分からない

8つの要素で構成する短期導入キットを利用することにより、RPA本格展開における運用課題を解決します

短期導入キットとは、Blue Prism社のROM(Robotic Operating Model)をベースにして、新たに当社導入実績に基づいたノウハウやツールを加えてBlue Prismを導入するすべてのユーザーの皆様にご活用いただくために作られたものです。

RPAの導入から開発、運用までの手順や進め方、検討すべきことが明確になります。テンプレートも提供していますので、RPAの導入運用をスムーズに進めることができます。

「Blue Prism 短期導入キット」イメージ

① 運用モデル

RPA導入プロジェクトのビジョン・目標を明確化し、活動方針を定めます。また、活動を推進する組織体制とその役割を定めます。
ビジョン・目標は、企業の全体戦略と一致していることが重要です。

② 展開計画

内製化のためのロードマップを定義します。導入メソッドでは「初期→拡張・展開→成熟」の3フェーズを定義しており、フェーズごとの組織機能および必要なトレーニングを定義しています。RPA導入でビジネス上の利益を最大化するために、組織全体でRPAが文化として定着している状態 「成熟フェーズ」を段階的に目指します。
定義したロードマップに基き、要員育成計画や部署展開計画を立てます。

③ 統制と案件管理

RPA対象プロセスのアセスメント基準、選別・格付け手順を定義します。自動化対象の業務プロセスの数を最適化することで、ビジネス上の利益最大化を目指します。

④ デリバリー方法

通常のシステム開発同様、作成したロボットのデリバリーの方法と体制を整理し、デリバリーの各段階ごとに3つのチェックポイントを設けて工程管理を行います。

  • 段階1:業務ヒアリングチェック基準
  • 段階2:開発チェック基準
  • 段階3:ユーザーテストリリースチェック基準

⑤ 開発者ガイドライン

開発を行う際のプロセス・オブジェクトの単位、命名規則、世代管理などの管理方法や仕様書の記述方法などを定めます。ロボットからのシステムアクセスやネットワーク利用のポリシーも明文化して、属人化しない統制されたロボット開発が行えるようになります。
また、属人化しないロボット開発のためには、設計書の更新も欠かせません。「短期導入キット」には、設計書を自動生成するロボットも同梱していますので、ロボット変更のたびに発生する設計書の更新の手間を低減するとともに、「作成したロボットが開発規約に準拠しているか?」「命名規約に則っているか?」をかんたんにチェックすることができます。

設計書自動生成ロボット

⑥ 運用管理

運用保守の体制と保守範囲、及び例外対応や障害発生時の対応手順を定めます。業務部門とRPA開発部門の役割を明確にすることでスムーズな運用を開始することができます。

効果測定ツールの利用でRPA導入効果を可視化

RPAの本格運用開始後は、時間や費用が削減できたかの効果測定を行い、業務効率化に貢献するRPAを継続・改善していくことが重要です。短期導入キットには、EXCELの効果測定ツールも含まれておりますので、RPA導入前と後の業務に費やした時間、人件費を入力するだけで自動的に削減効果が可視化できます。

当社では、RPA効果の高い業務を選定するためのコンサルティングサービスも承っております。効果測定のやり方が分からない、優先順位の付け方を教えてほしい、などRPA運用開始後も支援いたします。お気軽にご相談ください。

効果測定ツール 使用例
効果測定ツール 使用例

⑦ インフラ設計

企業・組織の成長戦略に合わせて柔軟に拡張できるようにインフラ設計を行います。実運用に則したシステム運用設計書テンプレートにより運用条件範囲、運用方針、運用監視、障害管理、バックアップ・リカバリ計画などを迅速に決定することができます。

⑧ ユーザー管理

RPAのプロセスを作成する上でのアクセス権限や実行権限の申請や管理方法を定義します。また、基幹システムなど社内システムへのRPAのアクセス申請フローも定義します。

短期導入キットを活用するメリット

RPAの導入から開発、運用までの手順や進め方、検討すべきことが明確になります。テンプレートも提供していますので、RPAの導入運用をスムーズに進めることができます。

短期導入キットをご活用いただいたお客様において、従来型ですと本稼働まで約12ヵ月掛かる期間を6ヵ月程度まで縮小できた、と高い評価をいただいております。

従来型と「Blue Prism 短期導入キット」を活用した場合の導入期間の比較
従来型と「Blue Prism 短期導入キット」を活用した場合の導入期間の比較

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