企業活動の中枢を担うActive Directoryを安全・確実に移行
「Active Directoryマイグレーションサービス」
「Active Directoryマイグレーションサービス」とは
企業規模や業種を問わず、ITインフラの中核を担うActive Directory(AD)。近年のM&Aにともなう組織統合・分割においては、ADの統合・分割が不可避となるケースも少なくありません。また、クラウドファーストの潮流の中、Microsoft 365をはじめとするクラウド環境の利用拡大に伴い、Entra IDへの移行ニーズも高まっております。
しかしながら、AD移行プロジェクトは、高度な専門知識と豊富なリソースを必要とするため、お客様ご自身で完遂するには困難がともなう場合がございます。
当社の「Active Directoryマイグレーションサービス」は、お客様が将来にわたり最適なAD運用体制を確立できるよう、専門的な知識と実績に基づき、AD移行を全面的に支援するサービスです。
AD移行のこんな課題はありませんか?
計画フェーズの課題
- 現行AD環境の複雑な構成や依存関係が不明確で、移行計画の策定に時間を要し、最適な移行方式を判断できない
- オンプレミスADを維持すべきか、クラウドのEntra IDへ移行すべきかの判断基準がなく、将来的なAD運用形態を決定できない
- 移行プロジェクト全体の進め方や必要なリソース、スケジュール感が掴めず、具体的な計画を立てることが難しい

移行フェーズの課題
- 利用ユーザー数やグループ数が大規模なため、効率的かつ安全な移行方法が分からず、移行期間の長期化や業務への影響が懸念される
- 異なるドメイン間の信頼関係構築・解除や、アクセス権限の移行など、複雑な作業をミスなく実行できる専門知識や経験がない
- 移行作業にともなうシステム停止時間(ダウンタイム)を極力短縮し、業務への影響を最小限に抑える具体的な方法が不明

移行後運用フェーズの課題
- 移行後のAD環境の安定運用やセキュリティ対策、トラブル発生時の迅速な対応体制をどのように構築すべきか不安がある
- 移行後のユーザー管理やグループポリシーの適用、権限設定など、継続的な運用・管理業務の負荷増大が懸念される
- クラウド環境(Entra ID)との連携や、ハイブリッド環境下での効率的なID管理方法が確立できていない

Active Directoryは
AD移行に関するお悩みやご要望は、
「Active Directoryマイグレーションサービス」でAD移行の課題を解決します

お客様のAD移行における様々な課題に対し、当社の「Active Directoryマイグレーションサービス」は、Active DirectoryおよびITインフラに精通した専門エンジニアが、クエスト・ソフトウェア社製の高性能AD移行ツールを駆使し、最適な環境構築を支援いたします。
現状のAD環境を詳細に分析した上で、綿密な移行計画を策定し、業務への影響を最小限に抑制したスムーズな移行をトータルでサポートいたします。
クエスト・ソフトウェアの

特長①
豊富な経験と実績に基づいた、高信頼性アセスメントと最適移行計画
長年にわたり培ってきたITインフラ全般(コンサルティング、構築、保守運用など)における豊富な経験と高度な専門知識を活かし、お客様の現行AD構成を詳細に可視化します。その上で、お客様の個別のご要望に合致した最適な移行方法をご提案いたします。
10,000を超えるクライアント規模の大規模移行プロジェクトで培った確かなノウハウを有しており、複雑な移行要件にも柔軟に対応可能です。
- おもなAD移行パターン
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- 既存のドメインへマージ
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- 企業買収によるAD統合
- 企業買収により、複数のドメインを1つに統合
- マルチドメインのマージ
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- グループ企業再編によるAD統合
- コスト削減のため、グループ企業を1つのドメインに統合
- ドメインの分割
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- 分社化に伴いADの分割
- 企業の拡張により、複数のドメインへ分割
特長②
クエスト・ソフトウェア社製ツールによる安全・確実な移行
専用ツールを活用することで、大半の移行作業が自動化されます。これにより、ユーザーはPCへの再ログインのみで、ドメイン参加とプロファイル移行を完了でき、デスクトップ環境なども移行前の状態を維持できます。リモート移行にも対応しているため、リモートユーザーはオフィスに出社することなく移行が可能です。
また、ドメイン移行後も、ファイルサーバー内のアクセス権が自動的に再設定されるため、権限管理の一貫性を確保できます。
そして、万が一のトラブル発生時にも、切り戻し(ロールバック)機能により、速やかに切り替え前の状態に復旧することが可能なため、業務への影響を最小限に抑制できます。
ユーザーの移行作業負荷を大幅に軽減することで、通常業務への影響を最小限に抑制し、安全かつ確実な移行を実現いたします。
特長③
移行後の充実したサポートとセキュリティ対策
お客様のIT部門はもとより、システム運用・保守をご担当されているベンダー様に対しても、移行後のAD運用が円滑に進むよう、丁寧な引き継ぎとサポートを実施いたします。ご要望に応じて、Microsoft 365への移行支援や活用方法のご提案、AD管理者向けの教育など、お客様のITインフラ全体を包括的にサポートいたします。
また、移行前後のサイバー攻撃リスクにも細心の注意を払い、経験豊富なセキュリティエンジニアの専門知識に基づいた手厚いサポートにより、お客様の持続可能な事業運営を強力に支援いたします。

Active Directoryは
AD移行に関するお悩みやご要望は、
移行パターンに応じた豊富なラインナップ
オンプレミスAD間の移行、オンプレミスADからEntra IDへの移行、オンプレミスADとEntra IDの併用利用を、クエスト・ソフトウェア社製のツールを活用して実施いたします。
また、Entra IDのテナント移行のご相談も承っております。
移行パターン①
オンプレミスAD → オンプレミスAD
オンプレミス環境でのActive Directory移行サービスです。
移行ツール「Migrator Pro for Active Directory(MPAD)」を活用して、Active Directory環境の再構築、統合、および分離のプロセスを完全に自動化します。手動作業を減らすことで、人為的なエラーのリスクを軽減します。ユーザー、グループ、デバイス、クライアントPCなどのADオブジェクトが移行でき、リモートワークステーションにも対応可能です。

移行パターン②
オンプレミスAD → Entra ID
オンプレミス環境でのActive DirectoryをEntra IDへ移行するサービスです。
移行ツール「On Demand Migration for Active Directory(ODMAD)」を活用して、ユーザー情報をEntra IDへ、デバイスをIntuneに登録します。手動で行う場合に比べ、大幅な時間短縮と負担軽減が可能です。

移行パターン③
オンプレミスADとEntra IDの併用利用
オンプレミス環境でのActive DirectoryとEntra IDを併用利用するサービスです。
Entra Connectサーバーを活用して、Active Directory環境のユーザー、グループ、およびデバイスをMicrosoft Entra IDへ統合し、オンプレミスとクラウドの間で同期することで、一貫したユーザー認証とID管理を実現するサービスです。

詳しくはこちら
「ハイブリッドマイグレーションサービス」
移行パターン、クライアント数、
お気軽にお問い合わせください。
Active Directoryマイグレーションサービスにおける移行プロセス
現状分析から移行計画の策定、移行実施、アフターフォローまで、トータルでサポートいたします。
クライアント数が1000台規模であれば、最短約4か月で移行できます。
- 導入から移行までのステップ
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- 現状分析・
構成調査 - 既存AD環境の構造と依存関係の可視化
- 設計・計画
- 移行設計・スケジュールの確定
- パイロット
移行 - 各コンピューター種別を対象にした小規模展開で移行品質を確認
- 本番移行
- パイロット移行で品質確認後、移行スケジュールに基づく移行
- 移行後の確認
- 移行後ユーザー支援、ドキュメント作成
- 現状分析・
関連サービス:
Microsoft 365、SharePointなど 各種移行支援サービス
東芝デジタルエンジニアリングでは、Active Directoryマイグレーションサービスに加え、企業の統廃合や分社化にともなうMicrosoft 365テナント移行支援サービスもご提供しております。
お客様が抱える「重要なデータやメール、アプリケーションといった資産の移行方法が不明確である」「この機会に不要な資産を整理し、運用・保守しやすい環境を構築したい」といったご要望に対し、専門の技術者が丁寧に対応いたします。まずはお気軽にご相談ください。

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- Microsoft 365テナント間移行がしたい
- Microsoft 365テナント間移行のトータルソリューション「On Demand Migration」
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- NotesメールをExchangeへ移行したい
- Notesメール移行ソリューション「Migrator for Notes to Exchange」
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- NotesDBをSharePointへ移行したい
- NotesDBから SharePointへの移行ソリューション「Migrator for Notes to SharePoint」
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- スクラッチ開発したワークフローを移行したい
- ノンプログラミングで自社運用できるワークフロ-「AgileWorks」
よくあるご質問
移行パターン、クライアント数、
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