東芝デジタルエンジニアリング株式会社

ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」 概要

FinalCode

渡したファイルが「あとから」消せる魔法のソリューション

ビジネスのグローバル化が加速し、海外の拠点や協力会社、製造委託先など「社外」とのやり取りが増えるに従い、共有した機密情報ファイルが「社外」から流出してしまう「間接情報漏洩」の問題が顕在化しています。 また、一方では、従業員が悪意を持って社内の機密情報ファイルを不正に持ち出す「内部の悪意」が起因した事件も多発するなど、機密情報の漏洩対策は激しい競争を生き抜いていく必要がある企業にとって喫緊の課題です。

しかし、これら「間接情報漏洩」や「内部の悪意」による情報漏洩は、セキュリティ・ガバナンスが効かない「社外」や、正規のルートでアクセスできる従業員の悪意によって発生する問題で、これまで効果的な対策がありませんでした。

ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode (ファイナルコード)」は、このような情報漏洩に対する不安とリスクを解消し、万全の情報漏洩対策を実現するファイル暗号化・追跡ソリューションです。重要なファイルを指定した人・グループのみが閲覧できるように暗号化し、ファイルの閲覧状況などの利用状況を追跡し、もしものときはリモートであとから消去もできます。

企業にとって絶対に漏洩させてはいけない顧客の個人情報や CAD データなどの技術情報、知財・営業機密情報などの重要な情報を守るため、 FinalCode をぜひご活用ください。

FinalCode が選ばれる理由

ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」 - 重大な4つのインシデントに対応可能

重大な4つのインシデントに対応可能

1. 「外部からの悪意」に対応

「外部からの悪意」には、ウィルス感染や標的型攻撃などがあります。

「外部からの悪意」対策として、以下のようなものがあげられます。

「外部からの悪意」対策:

  • アンチウィルスソフト

  • Firewall

  • 標的型攻撃対策ソフト

しかし、上記のような対策だけでは十分なセキュリティ対策とは言えません。

現在、攻撃の手口は巧妙化しており、監視体制が弱い箇所を攻撃してきます。 また、外部からの攻撃や侵入に気付かず、不正アクセスの踏み台にされた事故も報告されています。

  • 閲覧許可ユーザーを特定:

    FinalCode なら、特定ユーザーに対してのみファイルの閲覧許可を与えることができます。 このため、ウィルスや標的型攻撃などで改ざんされることはありません。 また、攻撃元を特定し、早期に対策を講じることができます。

2. 「人為的ミス」に対応

「人為的ミス」には、メールの誤送信や管理ミスなどがあります。

「人為的ミス」対策として、以下のようなものがあげられます。

「人為的ミス」対策:

  • デバイス制御

  • 持ち出し制御

  • IT 資産管理

  • フィルタリング

  • エンドポイント

  • セキュリティ

「人為的ミス」を無くすことは非常に難しいため、「人為的ミス」が発覚した場合に備え、ファイルが悪用されないようにする仕組みを準備しておくことが必要です。

  • あとからリモートで消去:

    FinalCode なら、特定ユーザーに対してのみファイルの閲覧許可を与えることができます。 このため、誤送信した場合でも添付ファイルが開かれることはありません。 また、認証サーバーが誤送信や閲覧などの違反操作を検知しますので、管理者がリモートでファイルを消去できます。

3. 「内部の悪意」に対応

「内部の悪意」には、退職者や契約・派遣社員などによる不正持ち出しなどがあります。

この場合、データやファイルが、正規ルートでアクセスされて持ち出されてしまうため、アクセス権限の管理だけでは十分なセキュリティ対策にはなりません。

  • ファイルに対する操作権限設定:

    FinalCode なら、ファイルに対して操作権限を設定することができます。 このため、退職予定者の退職日や契約・派遣社員などの契約期間満了日に合わせて、操作権限を設定することで不正持ち出しを未然に防ぐことができます。

  • ファイルに対して設定できる操作権限:

    閲覧許可回数・期限, 元ファイルへの変換可否, 上書き保存可否, コピー・ペースト/キャプチャ可否, 印刷可否

  • あとからリモートで消去:

    また、内部の悪意により、ファイルが不正に持ち出されてしまった場合、FinalCode なら、ファイルを追跡してリモートで消去することができます。

4. 「間接情報漏洩」に対応

「間接情報漏洩」には、取引先や委託先など社外での漏洩があります。

「間接情報漏洩」対策として、個人情報や機密情報などの取り扱いを契約書で取り交わす企業も多いのですが、それだけでは十分なセキュリティ対策とは言えません。

  • リモートで権限変更:

    FinalCode なら、社外との正式利用の場合でも、ファイルに対して操作権限を設定することで、コントロールすることができます。

  • ファイルに対して設定できる操作権限:

    閲覧許可回数・期限, 元ファイルへの変換可否, 上書き保存可否, コピー・ペースト/キャプチャ可否, 印刷可否

  • リモートでファイル消去:

    また、委託先との業務契約が終了した場合は、委託元みずからリモートで権限変更や消去することができます。

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