エンタープライズ向け指紋認証ソリューション EVE FA 特長

煩雑なパスワード管理を指紋認証で解消
企業情報システムを情報漏えいの脅威から守ります

エンタープライズ向け指紋認証ソリューション EVE FA は、2種類の指紋認証アルゴリズムを組み合わた「ハイブリッド指紋認証方式」を用いることにより、従来型の認証方式より優れた認証率と強固なセキュリティ認証を同時に実現します。

また、多様化/複雑化する認証システムの運用に対しても、利便性/生産性を損なうことなくセキュアな認証を実現します。

「ハイブリッド指紋認証方式」 - 2つのアルゴリズムの長所を融合し、高性能な指紋認証性能を実現

EVE FA の「ハイブリッド指紋認証方式」は、以下の2種類の指紋認証アルゴリズムを使用しています。

この2種類の指紋認証アルゴリズムを同時に使用し、複合的なハイブリッド特徴量を登録・照合することで、2種類のアルゴリズムの優位性を兼ね備えた高性能な指紋認証を実現しています。

周波数解析法

EVE FA 独自の指紋認証アルゴリズム。

指紋模様パターンをスライスした箇所を、波形として特徴情報をとらえる。

長所

マニューシャ法

一般的な指紋認証アルゴリズム。

指紋模様の盛り上がった部分の端点や分岐点の位置関係を特徴情報としてとらえる。

長所

エンタープライズ向け指紋認証ソリューション EVE FA は、「二要素認証」に対応しています。これにより、より確実でセキュリティレベルの高い認証を実現します。

特に、総務省はマイナンバーを取り扱う自治体情報システムに対して「二要素認証」によるアクセス制御を求めています^[1]。これに対して、EVE FA は指紋による「二要素認証」をソリューションとして提供します。

EVE FA では、認証方式として、「単一認証」と「二要素認証」のどちらか指定することができます。

単一認証:: 「単一認証」とは、一般的に利用されている ID/パスワードなどが、1種類の認証方式だけで実施される認証方式です。 ID/パスワードの他にも、指紋や IC カードなどでの認証も、使用する認証が1種類であれば「単一認証」となります。
二要素認証:: 「二要素認証」とは、ID/パスワード、指紋、IC カードなど認証方式を2種類組み合わせて実施する認証方式です。たとえば、ID/パスワードの認証と指紋による認証の両方をパスすることで、認証をパスするものです。

EVE FA の「二要素認証」では、たとえば管理者には「IC カード + 指紋」、一般社員には「IC カード + Windows パスワード」といった強固で柔軟な認証設定が可能です。お客様の様々なニーズに対応した組み合わせに柔軟に対応します。

EVE FA では、「共通 ID」による運用においても使用者個人の指紋認証を実現します。

「共通 ID」は、利用者個人と関連付けされていないため、だれがシステムにログオンしたか、どのような操作を実施したかなどの情報を管理することができません。

EVE FAでは、「共通 ID」による運用においても使用者個人の指紋認証を実現します。これによりログオンした個人を特定することができるため、「共通 ID」を使用した運用でも、十分なセキュリティを確保することができます。

EVE FA は、仮想デスクトップ上のアプリケーションに対する指紋認証にも対応しています。多くの企業で導入されている仮想環境にも高度なセキュリティと多くの利便性を提供します。

対応している仮想化方式:

仮想化クライアントにも堅牢なアクセスセキュリティを提供します。

ファットクライアントとの混在環境においても一元的な管理・運用が可能です。

^[1] 総務省「自治体情報システム強靭性向上モデル」。マイナンバーを取り扱う自治体情報システムに対し、庁内の個人情報ネットワークと外部ネットワークの分離とともに、二要素認証による強力なアクセス制御の導入を求めている。

EVE FA