パソコン内の重要・機密ファイルを "探して" "守る" 「Secure Protection®」 FAQ
「Secure Protection」に関する FAQ (よくある質問とその回答) 集です。
1. 「Secure Protection」製品について
1.1. 「スタンダードエディション」と「アドバンスエディション」の違いは何ですか?
「スタンダードエディション」と「アドバンスエディション」の違いは、主に2つあります。
- ① 暗号化方式が異なります
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- 「スタンダードエディション」
「シャルム暗号」を用いて暗号化を行います。
- 「アドバンスエディション」
「FinalCode」を用いて暗号化を行います。
- 「スタンダードエディション」
- ② 手元を離れたファイルの管理範囲が異なります
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- 「スタンダードエディション」
閲覧制限を変更したり、リモート操作で削除することはできません。
- 「アドバンスエディション」
社外などのユーザーへファイルを渡したあとも "いつ" "誰が" アクセスしたのか追跡が可能で、閲覧制限を変更したり、リモート操作で削除することも可能です。
- 「スタンダードエディション」
1.2.「すみずみ君」とは何ですか?
「すみずみ君」は、三菱電機ソフトウエア株式会社が提供する個人情報ファイル検出ツールです。
PC内を検索して個人情報が入っているファイルを抽出します。
1.3.「FinalCode」とは何ですか?
「FinalCode」は、デジタルアーツ株式会社が提供するファイル暗号化・追跡ソリューションです。
パスワードなしで暗号化ファイルを復号したり、印刷制御、コピー制御、リモート削除などの機能を持つソフトウェアです。
1.4. どのように暗号化するのですか?
「Secure Protection」では、下記の3種類の暗号を使用します。
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シャルム暗号
スタンダードエディションは、暗号化に「シャルム暗号」を使用します。「シャルム暗号」は、東芝デジタルエンジニアリング株式会社が提供する暗号化ソフトウェアです。ユーザー自身が使用しているパソコンではパスワードレスでファイルを開くことができます。
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Azure RMS 暗号 ※ スタンダードエディションのオプションとなります
Microsoft Office 365 をご利用のユーザー向けに Microsoft Azure RMS を利用できるようにする「Azure RMS(AIP)サポートオプション」を提供しています。
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FinalCode
アドバンスエディションは、暗号化に「FinalCode」を使用します。パスワードレスでファイルを開くことができるだけでなく、閲覧者を制限することもできます。
参考: 重要なファイルを「自動で守る」
2. 「Secure Protection」の個人情報抽出について
2.1. 対象となる個人情報はどのようなものがありますか?
以下の個人情報が対象になります。
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住所
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氏名
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電話番号
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E-mail アドレス
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マイナンバー
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クレジットカード番号
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生年月日
参考: 重要なファイルを「自動で探す」
2.2. 氏名や住所はどのように識別しているのですか?
「すみずみ君」が持つ辞書と照合して判別しています。
参考:
2.3. 対象となるファイルはどのようなものがありますか?
代表的なファイルとして以下のものがあります。
表は左右にスクロールできますメーカー | ソフトウェア |
---|---|
Microsoft | Word, Excel, PowerPoint, Visio, Access |
Adobe | Acrobat |
富士ゼロックス | DocuWorks |
ジャストシステム | 一太郎 |
その他にも対象となるファイルがあります。詳しくはお問い合わせください。